新卒すぐ辞めるのは大丈夫?【10ヶ月で退職した元新卒の体験談】

  • 新卒ですぐ辞めたいけど不安
  • 新卒ですぐ辞めるのは大丈夫?
  • 新卒ですぐ辞めた人の体験談を知りたい

こんな疑問に答えます。

新卒で企業に入社したものの、「ミスマッチがあって辞めたい」「転職を検討している」と感じている方も多いのではないでしょうか?

この記事を書いている私は、新卒で入社した某大手企業を入社10ヶ月で退職して、第二新卒で転職に成功させています。

そこで本記事では「新卒ですぐ辞めるのは大丈夫なのか?」という話を体験談ベースで記事にしていきます。

この記事を読むことであなたの感じている新卒特有の悩みを解決できるかもしれませんよ。

転職を検討中の方は、転職サイトおすすめ記事にて紹介してるのでこちらもチェックしてみてくださいね。転職サイトは、あなたの希望に合った転職先が見つけやすく転職エージェント含めまとめています。

退職を考えている方は、スムーズに退職ができる退職代行サービスを利用するのもおすすめですよ。

目次

新卒すぐ辞めるのは大丈夫?→結論状況次第です

「新卒すぐ辞めるのは大丈夫?」という質問の問いですが、結論から言うと状況次第です。

辞めた時期転職できる?
1~5ヶ月状況による
半年以上1年未満比較的転職しやすい
1年以上容易に転職可能

若手の転職はスキルや経験よりも「どのくらいの期間働いたか」をまず重視する傾向があり、ざっくり体感で示すと上記のような感じになります。

基本的に指標となるのが「半年」で、新卒で入社してから半年以上働いていれば、退職理由の説明次第で容易に転職することが可能です。

しかし半年以上働かずに辞めてしまうと、「ただの甘えなのでは?」と思われてしまう確率が高くなり、転職のハードルが少し上がってしまいます。

この「期間」を踏まえつつ、次の章を読み進めていきましょう。

新卒ですぐ辞める人の4つの理由

次に新卒ですぐ辞める人の4つの理由から解説していきます。

人間関係が良くない

1点目は「人間関係が良くない」という理由です。

仕事のモチベーションの大半は「人間関係」とされているので、働いている企業の人間関係が悪い場合、「もう辞めたい」という気持ちが非常に強くなります。

多少ストレスに感じるくらいならどこにでもありますが、パワハラやセクハラにまで発展しそうな職場の場合は「転職」を視野に入れても問題ないでしょう。

また新卒はOJT指導員がつく場合が多いですが、このOJT指導員に放置されており、成長に繋がらない場合も注意が必要です。

新人を放置する会社の対処方法について参考にしてください。

新人で放置されている場合は上記の記事も参考にしてみて下さいね。

労働環境が良くない

2点目は「労働環境が良くない」という理由です。

「残業時間が多すぎる」「夜勤が多い」「職場が衛生上良くない」などの理由で労働環境が悪く、辞めたいと感じている人も多いでしょう。

特に残業時間が多い会社は注意が必要で、あまりにも残業時間が多くてワークライフバランスが取れない場合は、転職を視野に入れると良いでしょう。

仕事内容のミスマッチがあった

3点目は「仕事内容のミスマッチがあった」という理由です。

憧れの企業に入ったものの、「全然関係ない部署に配属された」「希望部署だったけど思ったのと違かった」と落胆してしまった方もいるのではないでしょうか?

仕事内容のミスマッチで転職するのも大いに結構ですが、あまりにも早い転職だと「会社の方針に順応できない人」と思われてしまうので気をつける必要があります。

給料・待遇が悪かった

4点目は「給料・待遇が悪かった」という理由です。

実際に求人票の条件を呑んで就職したものの、税金や保険、福利厚生の関係で「思った以上に悪い待遇だった」と感じて不満を持つ方もいるでしょう。

特に家賃手当がない会社に就職し、都内でに一人暮らししてしまうと、完全に「その日暮らし」の生活になる可能性が高く、働いても貯金が溜まることはありません。

どう考えても初任給20万、手取り16万では安いと現状に満足できない場合の対処法をご紹介しています。

貯金が全く貯まらない状況にある場合、転職を視野に入れた方が良いでしょう。

新卒ですぐ辞めるべきパターン

新卒ですぐ辞める人の理由について説明しましたが、基本的に新卒ですぐ辞めると、どうしても面接官からの心象が悪くなってしまいます。

しかし下記に当てはまる場合は、半年以内であっても速やかに退職を検討する必要があるでしょう。

ストレスで体調を崩しそうな場合

1点目は「ストレスで体調を崩しそうな場合」です。

入社して期間が間もないといっても、「ストレスで体調に影響が出てきた」「うつ病の疑いがある」という場合は退職を検討した方が良いでしょう。

正確に言うとまずは「休職」を挟み、企業が対策をしてくれるなら在職、対策してくれないなら「転職」という方法が無難ですね。

仕事でストレスが溜まった時の症状については下記の記事に纏めてありますので参考にどうぞ。

こちらの記事では、ストレスで仕事が無理と追い詰められてしまう前に事前の予防策と知識をご紹介しています。

またうつ病になった時の体験談も記事にしていますので、こちらも参考にして下さい。

仕事を辞めたい、新卒のうつは甘えなのか悩んでいる方は心療内科の体験談をご覧ください。

会社が法律的にOUTな場合

2点目は「会社が法律的にOUTな場合」です。

  • 残業を毎日行っているのにサービス残業になる
  • パワハラやセクハラ発言が酷い

簡単に思いつくのは上記の2つの場合ですが、その他にも明らかに法律的にOUTな行為を働いている場合、速やかにその会社と関わるのを辞めた方が良いでしょう。

基本的に職場のトラブルや悩み事は「労働基準監督署」や「労働局」が対応してくれますので、知識として覚えておきましょうね。

新卒ですぐ辞めるべきではないパターン

新卒ですぐ辞めるべきパターンについて説明したので、次に新卒ですぐ辞めるべきではないパターンについて解説します。

不満は多いものの人間関係が良い場合

1点目は「不満は多いものの人間関係が良い場合」です。

新卒で入社して上記で述べてきた不満を持っているものの、「人間関係が良い」という条件を満たしている場合、少し踏ん張って今の仕事を続けることをおすすめします。

実は人間関係が良好の職場に入るのは非常に難しく、狙って入れる場所ではありません。

新卒は専門業務以外にもとにかく覚えていくことが多く、人間関係が悪い部署に入ってしまうとその基本すら覚えることができない場合があります。

新卒で覚えていくことは大体同じなので、人間関係が良い職場の場合は「社会の基本」を学ぶ為に続けた方が良いでしょう。

辞めた後のことを考えていない場合

2点目は「辞めた後のことを考えていない場合」です。

仕事を辞めて転職することは大いに賛成ですが、辞めた後のことをしっかり考えず、「辞めたい気持ちが先行した退職」をしてしまうと、その後苦労するので止めておきましょう。

「今よりも給料が高い職場に転職する」「自分のやりたい職種にジョブチェンジする」など、自分の中で目的意識を持たないと転職面接で必ず失敗します

自己分析に関わることなので、しっかり考えた後に選択しましょうね。

業務のミスマッチの場合

3点目は「業務や待遇のミスマッチの場合」です。

現状自分の希望の職種に配属できなかったとしても、将来的に自分の希望の職種と関わりがある部署なのであれば、その部署で働く価値は十分にあります。

例えば人事部希望で営業職になったとしても、書類の管理からプレゼン資料のまとめ、発表などの経験は必ず今後活かすことができますよね。

将来的に繋がっている可能性もあるので、配属で失敗した場合でも諦めないようにしましょう。

新卒10ヶ月ですぐ辞めた時の体験談

冒頭でも説明した通り、この記事を書いている筆者は新卒で入社した企業を10ヶ月で退職しています。

退職理由としては「業務のミスマッチ」「人間関係が悪い」「圧倒的な放置教育」など、様々な理由があって我慢できなかったからです。

また何も教えてもらってないのに「教えているように振る舞う上司」にも怒りを覚え、自分がこのままだと成長できないと感じたのもあります。

中々踏ん切りがつかなかったですが、結論「退職代行サービス」を使うことで爆速で退職し、転職活動にシフトすることに成功しました。

退職代行サービスとは、依頼者の企業に直接電話をかけ、本人が出社せずとも退職まで持っていってくれる画期的なサービスです。

新卒だとどうしても「言い出しにくい」「怒られそうで怖い」という気持ちがあります。自分で伝えるべきですが、我慢してうつ病になる人が多いのも事実です。

自分の身を守る方法の1つとして覚えておくと良いでしょう。実際に利用した体験談は下記の記事に載せてあります。

退職代行の体験談では、即日退職の方法と手続きを解説しています。

新卒で早期退職しても第二新卒で転職は容易に可能

新卒ですぐ辞めるべきか否かについて説明してきましたが、結論早期退職しても第二新卒で転職するのは容易に可能です。

第二新卒とは、入社3年以内に転職する層のことを総称して「第二新卒」と呼んでおり、近年かなり活発に採用枠も増えてきています。

というのも第二新卒は「他の企業の色に染まっていない」「新卒研修のコストを割かれない」と採用側にとってもメリットが大きいからです。

僕自身第二新卒で転職を成功させ、平均年収1000万を超える企業に就職することに成功しました。

その実体験を元に第二新卒で転職を成功させる方法について下記の記事に纏めておきましたので、もし新卒で会社を辞める人は必見です。

新卒ですぐ辞める時の「よくある不安」

最後にですが、実際に新卒ですぐ辞める時に感じる不安について軽く纏めておきます。

転職するのが怖い

「転職するのが怖い」と感じる方もいるかもしれませんが、結論から言うと「転職するのを怖いと感じるのは普通」です。

転職するのが怖い理由や、行動しない人の末路について下記の記事に纏めていますので、興味があればご覧ください。

転職が怖いと感じるのは誰にでもあることですが、会社に留まるリスクもご紹介します。

仕事を辞め癖がつきそうで怖い

また早期退職することで、「辞め癖がつきそう」と不安に感じる方も中にはいるでしょう。

しかし心理学の研究で、「早期退職する人と仕事が続かない人には相関がない」とされているので、過度に不安に感じる必要はありません。

詳細は下記の記事に纏めてあるので、こちらも合わせてご覧ください。

辞め癖や逃げ癖がつかないために、辞めやすい人の特徴を解説しています。

転職するのがめんどくさい

また仕事を辞めたいものの、転職するのがめんどくさいと感じる人も中にはいるでしょう。

そんな時は超効率的に転職活動を進めるのがおすすめです。結論他人を上手く利用することが重要で、下記に記事に纏めてあります。

転職がめんどくさいと感じるのは、全て自分でやろうと考えているからです。

こちらは僕的にかなりおすすめなので、転職を検討されている方は必見です。

まとめ

新卒ですぐ辞めるのは大丈夫?という記事の内容は以上です。

結論新卒は半年も経たずに辞めてしまうと、実際問題転職活動が厳しくなってしまう現実はあります。

しかしどうしてもストレスで耐えられない場合や、会社が法律的に違反を行っている場合はすぐに辞めましょう。あなたの為になることはありません。

一方で現状不満が募っていても、少し踏ん張ることで今後自分の為になる場合もあります。

自分の状況を今一度考えて、最適な選択を行えるようにしましょう。

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この記事を書いた人

転職を通じて「ゆとりある働き方」をすべての方ができるように、私たちはそのお手伝いができれば幸いと思っています。間違いのない転職をする上で、知っておかないと損をする知識・情報をお伝えます。

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