- 会社を退職したいけど後悔しそうで怖い
- 退職して後悔するパターンを知っておきたい
こんな悩みに答えます。
本記事では「退職する時に後で後悔しない為に必要な知識」を解説していきます。

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Contents
退職して後悔した…前の会社に戻りたい!って思う人の原因やパターン

まずは退職して「後悔した…」とか「前の会社に戻りたい…!」って思う人の原因やパターンを知っておきましょう。
勢いで会社を辞めてしまった
まずは「勢いで会社を辞めてしまった」というパターンです。一時の感情で先を考えずに退職してしまうと、辞めた瞬間はスカッとするものですが後々かなり後悔します。
具体的には、
- 希望の就職先が全然決まらない
- 周りは働いているのに、働いていない自分に自己嫌悪する
- 税金類が思ったよりも高額で、貯金がかなりキツイ
上記のような感じですね。
希望の就職先が決まらない件については、在職しながら転職活動を行うことで解決することができます。
また先に辞めてしまうと「周囲が頑張っているのに自分は何しているんだろう…」と思いがちですが、人生は他人と比較してどうこうというものではありませんので、気にしすぎないように意識しましょう。
また退職して空白期間ができてしまうと、その期間の税金類が思った以上に圧迫してきます。
僕の場合ですと、
- 国民年金保険料:14000円
- 国民健康保険料:16000円
- 住民税:15000円
で計45000円/月普通に徴収されています。
ですので、勢いで退職するのではなく計画的に検討していきましょう。
転職先選びを焦ってしまった
次は転職先を焦って決めてしまい、希望の転職先に行くことができなかったというパターンです。
ですので、貯金がない人は在籍しながら転職活動を行うことが絶対です。在職中だと労働環境がキツすぎて、「転職活動なんて無理…」という人はまずは貯金から始めましょう。
ちなみに僕が行っていた貯金の方法は、
- 飲み会には極力参加しない
- スマホ代などの固定費は全力で下げにいく
- コンビニにはできるだけ寄らない
- 家賃補助・寮がある会社に就職する
特に一番最後の後者の部分がかなり効いているのですが、時既に遅しという人はそれ以外の方法を是非実践してみて下さいね。
他社と自社の比較ができていない
次は「他社と自社の比較ができていない」というパターンです。
つまり現状に不満を持っている思いが強すぎて、他社との比較ができていないということですね。
これは本当によくあることで、「転職しても解決しないのに転職してしまった」という事例は多いです。
人間関係が理由で転職するのは運要素も入ってくるのでしょうがないですが、自分で調べて解決できる範囲の問題も必ずありますので、自分の退職理由と照らし合わせてしっかり判断できるようにしましょう。
ちなみに僕の知り合いは、働きながら転職活動を実際にして、「自社の良さを再認識したから転職しない」という決断をしていました。
お試しという意味合いで転職活動をやってみるのも良いかもしれませんね。
同期が思った以上に大切なことに気づいた
最後ですが新卒での企業を退職してしまうと、転職した後話し相手がおらず「同期がいかに大切かどうかが分かった」と後悔する人も少なくありません。
ですので、新卒時なら当然のようにいる同期ですが、その大切さは認識しておきましょう。
それを知った上でどうしても退職するというのなら、
- 知り合いがいる会社に転職する
- 中途社員が多い会社に転職する
- 社内イベントは多そうな会社に転職する
と様々ありますが、上記のような観点を踏まえて転職してみるの良いかもしれません。
退職する時、後で後悔しない為に心掛けておきたいこと

さて、会社を辞めて後悔するパターンや原因について書いてきました。
次は後に後悔しない為に今の内に心掛けておきたいことについて記載していこうと思います。
退職理由は次の職場で解消されそうかを考える
まずは「今の退職理由は次の職場で解消されそうですか?」という点についてしっかり考えることです。
分かりやすい例でいくと人間関係で悩んで退職したいと思っていたとしましょう。
しかし人間関係が理由で転職したとしても、次の職場でまた同じ理由で悩むかもしれないですよね?
他にも自分が無能すぎて辛い…!と思って転職したとしても次の職場でも自分が活躍できない可能性は勿論あります。
当たり前のことを言っているかもしれませんが、仕事に疲弊したり、余裕がなくなってくると、自分のことについて深く考えることができなくなります。
ここで深く転職後のことを考慮せずに退職してしまうと、上記で述べてきたような「後悔」に繋がることになりますので、今一度しっかり考えるようにしましょう。
他の部署に異動できる可能性があるのか調べておく
会社の給与や待遇・労働環境に悩まされているのなら退職して転職するしかないのですが、人間関係に不満を抱いているのなら、まずは異動できる可能性があるかどうかを調べておきましょう。
- 上の上司に相談する
- 異動した人がいるのか聞き込みする
- 社内の人事異動における条件を確認する
とかですね。
もしかしたら異動するだけで今の悩みが解消されて、退職せずに済むかもしれません。
転職によって得るものと失うものがあることを理解する
また色々現状の会社に不満を持って退職を検討されているかと思いますが、「転職によって得るものもあれば失うものもある」ということを理解しておきましょう。
- 給与が上がったけど福利厚生が悪化した
- 前職は通勤が空いていたが、現職だと満員電車で辛い
- 自分で働ける裁量が増えて嬉しいが、残業が少し増えた
- やりたい仕事に就けたが、人間関係は悪い
言い出せばキリがないですが、会社を辞めて転職することは良いことばかりではありません。
自分の中で何が許容できて、何が許容できないかをしっかり優先順位をつけるようにしましょうね。
退職して無職になってしまった時の注意点

とまぁ会社を辞めて転職した後に後悔するパターンや心掛けることについて書いてきましたが、それでも労働環境的に先に退職してしまう方もいると思います。
そんな人に向けて軽く注意点を3つ書いておきますね。
うつ病には気をつけよう
1つ目はうつ病にならないように注意しましょうという点です。
会社を辞めて、無職になってしまうと家に引きこもりがちです。また先にも言ったように、「みんな頑張っているのに自分だけ何してるんだろう…」という気持ちになると負の感情が止まりません。
計画を立てずにだらだらした生活を続けていると、それは当然になってしまって、なかなか次動き出すのにエネルギーがかかります。
貯金はしっかりしておこう
次はさっきも散々言っていた貯金です。しっかり貯めておくようにしましょう。
ちなみに転職活動における平均期間が約3ヶ月ですので、3ヶ月分は動けるような貯蓄があると良いですね。僕は会社を辞めてから転職活動を行いましたが、その時の貯金は60万程度でした。
ボーナスを貰った後に辞めて転職活動を始めるのがオススメの方法です。
転職エージェントには登録しておこう
次ですが転職エージェントには登録しておきましょう。
在職中でも登録しておいて欲しいんですが、無職になってしまうと少なからず制限時間が発生しますよね。
空白期間が長くなればなるほど、転職活動は不利になっていってしまいます。

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退職した後に出戻りできるのかどうかは確認しておいた方が良い

一応書いておきますが、退職した後に出戻り出来るのかどうかは確認しておいた方が良いのかもしれません。
なかなかこのような出戻りパターンは少ないと思いますが、何かに挑戦してダメだった場合の保険はあると安心感が強いです。
僕が新卒で入社した企業を10ヶ月で転職した時の体験談

ここで僕が新卒で入社して10ヶ月で退職した時の体験談を書いておこうと思います。
結論から言いますと、僕の場合は完全に勢いで辞めました。
しかし転職エージェントに聞いたらちゃんと紹介してもらえる求人はあったし、貯金も運良くあったおかげで第二新卒枠で転職することができました。
貯金もなくて求人がなかったらかなり詰みでしたね。
ですので勢いで辞めてしまったことによる後悔は特にありませんでした。
しかし実際転職してみて感じることは「運要素はかなりデカい」ということですね。前の会社で良かった部分もありますし、次の会社で良かった部分も絶対に出てきます。
しかし1社に留まらないで2社目に転職したことは大きな意味があると思っています。
- 会社による働き方の違いや考え方の違いを理解できる
- 社会人の常識は会社によって全く違うことを理解できる
- 自分の仕事のやり方の幅が広がる
こういったことを学ぶことができるだけで転職する価値はありましたね。
リスク管理をしっかり行ってしっかり計画して転職できれば、メリットの方が多いと思っているので、すぐに辞めたい気持ちも分かりますが焦らず慎重に計画していきましょう。
まとめ
というわけで内容は以上です。
ざっくり内容を整理しますと、
- 退職する理由が次の職場で解消されそうかもう一度考える
- 先に退職して無職になった時のリスクはしっかり考慮しよう
- 運要素は勿論デカいが、転職は自分を成長させてくれる
- リスクをしっかり把握し、自分に良い転職を行っていこう
といった感じです。
ハードルが高いと思うかもしれないですが、できるだけハードルが下がるように他のブログ記事でお伝えしていきます。
それでは。