- ハローワークって何ができるの?初めてで分からない
- ハローワークに初めて行く時の持ち物や服装は?
- 初めてハローワークを利用する時に知っておくことは?
こんな疑問に答えます。
ハローワークを利用して転職活動を行いたいものの、「使い方が分からない」「何から始めるべき?」と行動に移せない方は多いのではないでしょうか?
本記事では「初めてのハローワーク利用者が知っておくべき全知識」について記事にしていきます。
この記事を読むことで、あなたの次の行動をはっきり明確化することができますよ。
転職経験者の体験談なども、転職サイトおすすめ記事にて紹介してるのでこちらもチェックしてみてくださいね。転職サイトは、あなたの希望に合った転職先が見つけやすく転職エージェント含めまとめています。
ハローワークに初めて行く時に知っておくこと
まずはハローワークに初めて行く時に知っておくべきことについて説明していきます。
ハローワークとは
ハローワークとは、民間ではなく国が運営している「職業紹介施設」です。
ハローワークとは、職業安定組織の構成に関する条約に基づき加盟国に設置される公的職業安定組織が運営する職業紹介所である。
(参考:「公共職業安定所」)
国としては仕事に困っている人をほっとく訳にはいかないので、仕事の紹介から相談など様々なことに対応しています。
ハローワークでできること
ハローワークでできることは下記の通りです。
- 求人検索・応募
- 職業相談・履歴書の添削
- 失業保険給付金・その他助成金の手続き
- 職業訓練の手続き・応募
求人の検索や応募は勿論、職業相談や履歴書・職務経歴書の修正も行ってくれます。
また前職で1年以上勤務した方には失業保険給付金を給付する制度もあるので、失業保険を受給しながら転職活動を進めて行くことが可能です。
その他各種助成金の手続きも可能なので、積極的に使用してみると良いでしょう。
あなたのハローワークの管轄は?
またハローワークは全国各地に点在しており、仕事探しにおいてはどこを利用しても問題ありません。
しかし「初めてハローワークを利用する人」や「お金に関する手続きを行う人」は、自分の住んでいる管轄のハローワークに行く必要があります。
詳細は下記の記事に纏めていますので、自分の管轄エリアを確認しておくようにしましょう。
こちらの記事では、住んでいる地域からハローワクークの管轄を調べる方法をまとめてあります。
ハローワークの5つのメリット
ハローワークの基本情報について理解したところで、次にハローワークのメリットについて解説していきます。
全部で5つあるので、1つ1つ確認していきましょう。
求人数がとにかく多い
1点目は「求人数がとにかく多い」という点です。
ハローワークは職員が常に営業活動をして求人数を増やしているので、他の求人媒体よりも遥かに求人数があります。
他の求人媒体で見つからなかった求人が見つかる可能性があるので、これはメリットと言えるでしょう。
失業保険給付金を受給できる
2点目は「失業保険給付金を受給できる」という点です。
ハローワークを利用する前に1年以上働いた状態だと、失業保険給付金を受給することができるので、金銭的に困っている人にとっては非常に大きなメリットになります。
前職の給料の5~7割を3ヶ月受給することができるので、受給できる方は必ず受給するようにしましょう。
住んでいる地域に密着した求人が多い
3点目は「住んでいる地域に密着した求人が多い」という点です。
ハローワークは求人数が多く、住んでいる地域特有の求人も数多く存在しています。
地元に就職したいと感じている人は、他の媒体よりもハローワークで探すことでより地方に特化した求人を見つけることが可能です。
地元が好きな方にとってこれは大きいメリットと言えるでしょう。
職員に相談することが可能
4点目は「職員に相談することが可能」という点です。
転職活動をしていると「分からない」「どうすれば良いか分からない」点が必ず出てきますが、職員に職業相談できるのでこれが非常に役に立ちます。
質問が上手く言語化できない人は、下記の記事をブックマークしておくといざという時に役に立ちますよ。
ハローワークの相談のポイントを参考にして、求職活動実績になる相談をしましょう。
求人に応募した際の採否が必ず届く
5点目は「求人に応募した際の採否が必ず届く」という点です。
求人に応募しても合否の連絡をしてくれないサイレント企業は多く存在しますが、ハローワーク経由で求人を応募すると必ず合否の連絡が届きます。
採否が必ず届く点は、安心感があるのでメリットと言えるでしょう。
ハローワークの4つのデメリット
メリットについて紹介したので、次にハローワークのデメリットについて触れていきます。
こちらは全部で4つあるので1つ1つ見ていきましょう。
求人が多すぎる
1点目は「求人が多すぎる」という点です。
ハローワークは広告の掲載費が無料なので、とりあえず求人を出す企業が非常に多い傾向にあります。
逆に情報過多になってしまい、希望の求人を探すのに工数がかかってしまうので、これはデメリットだと言えるでしょう。
求人の情報量が圧倒的に少ない
2点目は「求人の情報量が圧倒的に少ない」という点です。
ハローワークの求人票は簡潔な内容しか記載されていないので、情報として少なく、ぶっちゃけ何も分かりません。
自分でさらに深掘りして調べる必要があるので、工数がかかる分デメリットだと言えるでしょう。
職員が非正規職員の可能性もある
3点目は「職員が非正規職員の可能性もある」という点です。
ハローワーク職員に相談していたつもりが、実際は「職員が非正規の職員だった」という場合が稀に存在します。
相談に乗ってくれるのはありがたいですが、正直なところ非正規の職員にアドバイスを貰っても役に立つ情報なのかどうかイマイチ信頼性がありませんよね。
時折非正規が紛れている点は、ハローワークのデメリットだと言えるでしょう。
自分で情報を集めて行動していかなければならない
4点目は「自分で情報を集めて行動していかなければならない」という点です。
ハローワークは職業相談や質問などを聞いてくれますが、基本的に全て自分で情報を集めて行動していかなければなりません。
転職エージェントを活用すると、求人検索から日程調整・給与交渉をエージェント担当が行ってくれるので、ここがハローワークと違うところです。
能動的に進めていかなければならない点は、デメリットだと言えるでしょう。
ハローワークの利用に向いている人
それでは実際にハローワークの利用に向いている人について説明します。
地元で転職をしたい人
まずは「地元で転職をしたい人」です。
質は低い求人は多くあるものの、地方求人が豊富なのはハローワークにしかない強みなので、地元で転職したい人にとってハローワークは向いていると言えるでしょう。
地元就職でなくても良い方は、後で説明しますが転職エージェントがおすすめです。
失業保険給付金を受給したい人
次に「失業保険給付金を受給したい人」です。
失業保険を受給したい人は、ハローワークは必ず利用するようにしましょう。
僕の場合3ヶ月17万円程度貰って系51万円程受給できたので、非常にお得です。
職業訓練を受けたい人
最後に「職業訓練を受けたい人」です。
スキルや経験を身につけたい人は、ハローワークの職業訓練がおすすめです。管轄によりますが、プログラミングやその他技術系の訓練を受けることができます。
スキルや経験が欲しい人にとって、ハローワークは非常に向いていると言えるでしょう。
こちらの記事ではハローワークの資格でおすすめの資格取得と職種をまとめてあります。
ハローワークを初めて利用する時の流れ・手順
ハローワークを初めて利用する時の流れや手順としては下記の通りです。
STEP1. ハローワークに向かう
まずは当然のことですがハローワークに実際に出向きましょう。
冒頭で説明したハローワークの管轄エリアに赴き、初回手続きを行って行く必要があります。
STEP2. ハローワークの初回手続きを行う
ハローワークにはじめて出向くと、「初回手続き」を必ず行っていく必要があります。
「求職申込書」を渡されるので、必要情報を入力していきましょう。
- 個人情報(氏名,生年月日,住所,電話番号)
- 希望職種,仕事の条件や勤務先
- 学歴や資格情報,前職の勤務先情報
上記の内容を書き込み、職員に提出することで「ハローワークカード」を受け取ることができます。
これにて初回手続きは完了です。ハローワークカードは利用時に必要なのでしっかり保管しておいて下さいね。
STEP3. ハローワークの利用開始
初回手続きが終了したらいよいよハローワークを利用することが可能です。
初回手続きが終了し、仕事探しをしたい場合はどこのハローワークでも可能ですので、指定の管轄外でも積極的に利用していきましょう。
本気で転職したいなら転職エージェントを活用しよう
ハローワークについて解説してきましたが、本気で転職活用したい人は転職エージェントを活用していきましょう。
転職に工数をかけず、且つ安定して内定を獲得する為には転職エージェントに登録することが最も有効です。
転職に失敗する人の大半が、転職サイト・ハローワークだけを利用して転職活動を進めているので、「絶対に転職成功させたい」方はエージェントを活用することをおすすめします。
エージェントと聞くと敷居が高そうに感じるかもしれないですが、基本的に求人紹介から履歴書の添削・面接サポートまで全て無料で行ってくれる画期的なサービスです。
下記におすすめの転職エージェントについて纏めたので、転職を検討している人は目を通しておくと良いでしょう。
大手転職エージェントの「doda」
- 10万件以上の圧倒的な求人数
- 独占求人を多く確保している
- 各種診断や担当のサポートが手厚い
dodaは大手転職エージェントサイトの中で圧倒的な求人数を持っています。
その他にも「自己分析に使える各種診断」や「サポートの手厚さ」から、ユーザー満足度が最も高いです。
無料で手厚いサービスを受けることができますので、是非登録しておきましょう。
\簡単5分で登録可能!/
参考:dodaを実際に利用して、その評判を確認してみた
大手転職エージェントの「リクルートエージェント」
- 求人数が業界でトップクラス
- 過去の成功実績から、受かる方法が分かる
- 各種セミナーや面接サポートが充実
dodaと合わせてリクルートエージェントも一緒に登録しておくことをおすすめします。
サポートはdodaに劣るものの、求人数や内定実績においては業界No.1で、文句の付け所がありません。
※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(2019年度実績)2020年6月時点
正直なところ、この2つのエージェントを登録しておくだけで、他者とかなり差を付けて転職活動を進めていくことが可能です。
本気で転職を成功させたいのであれば、是非積極的に利用してみると良いでしょう。
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参考:リクルートエージェントを実際に利用して、その評判を確認してみた
ニート・フリーター・第二新卒からの就職なら「DYM就職」
- フリーターやニートでも利用可能
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- 全国7拠点あり、比較的利用しやすい
また併用で「DYM就職」の利用もおすすめです。
入社までスピート感を持ってサポートしてくれるので、高いサービス満足度を誇り、数多くの就職支援実績があります。
DYM就職は就職希望者の想いに寄りそうことが強みとなっており、就職希望者の願いを最大限に叶えてくれるところが特徴です。
また紹介求人は「職歴が不安な方でも利用可能」なので、スピーディに転職活動を進めることができます。
東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・広島・仙台と全国7拠点利用することができるので、積極的に利用してみると良いでしょう。
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参考:DYM就職を実際に利用して、その評判を確認してみた
ハローワークに初めて行く時に「よくある質問」
最後にハローワークに初めて行く時によく疑問に感じることを8つ纏めておきました。
下記の内容を確認し、ハローワークを利用する場合は万全の状態で向かうようにしましょう。
初めてのハローワークはどんな服装で行けば良いですか?
基本的に普段着で問題ありません。
初めてハローワークに行く時の持ち物は?
仕事探しであれば持ち物はいらないですが、失業保険の受給であれば下記のものが必要になります。
- 雇用保険被保険者離職票(1と2)
- 身元確認書類(免許証など)
- 個人番号確認書類
- 印鑑
必要書類を準備して、万全の状態で向かいましょう。
ニートやフリーターはハローワークを利用できますか?
ニートやフリーターの方でも問題なくハローワークを活用することが可能です。
ニートやフリーターの方は、下記の記事が参考になりますので合わせて読んでおきしょう。
初めてのハローワークでフリーターや、ニート向けの活用術を紹介しています。
ハローワークが初めてで怖い・行きづらいです
ハローワークは確かにお役所的なところですが、実際行ってみると職員は電話応対や相談に追われており、活気のある場所なので緊張することはありません。
またハローワーク職員に説教されたりすることもないので、率先的に利用してみると良いでしょう。
ハローワークが初めてで怖い、行きづらい人に参考になる体験談・感想をまとめています。
初めてのハローワークはどれくらい時間がかかりますか?
ハローワークに初めて赴き、初回手続きをするのであればだいたい1時間もかからずに終了します。
ハローワークの登録する場所はどこですか?
ハローワークの登録場所は指定の管轄エリアと決まっており、管轄エリアで初回登録する必要があります。
管轄場所については「ハローワークの「管轄」とは?住所・地域から管轄区域を調べる方法」で纏めてあるので必要な際はご確認ください。
わかものハローワークが初めてなのですが利用するべき?
わかものハローワークを利用するのであれば、実際のところ転職エージェントを利用した方が無難です。
就職ShopやDYM就職は職歴が不安な方でも面接まで行ける可能性が高いため、こちらを利用することをおすすめします。
ハローワークが初めてなのですが在職中でも利用できますか?
結論から言うと、在職中でも利用です。
しかしハローワークは「就職したいけど就職できない人」が来る場所であるので、場所によっては対応が悪い場合もあるので注意しましょう。
初めてのハローワークに関する情報まとめ
初めてのハローワークに関する情報のまとめは以上になります。
失業保険や地元就職に利用するのであればハローワークに利用価値はありますが、転職活動を本気でしたいのであれば転職エージェントを積極的に使いましょう。
下記の記事でさらに厳選していますので、興味がある方は是非覗いてみてください。
\こちらもおすすめ/
フリーターにおすすめの転職エージェント10社をご紹介しています。
こちらでは、職歴なしの就職でおすすめの就職エージェント6社をご紹介しています。