ニートの中には、今まさに就職活動に取り組んでいる、という人もいるのではないでしょうか。
一方で、就職活動においては、自己PRを書く機会が少なくありません。そういった時に、職歴に空白のあるニートは「自己PRが書けない」と悩んでしまいがちです。
本記事では、自己PRが書けないというニートに向けて、自己PR書く時のポイントなどについて解説します。
この記事を読むことで、自身の強みをしっかり伝えられる文章を書くことができますよ。
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ニートが自己PRがかけない理由は?
そもそも、なぜ自己PRが書けないのでしょうか。ここでは、その理由について解説します。
性格的に自分をアピールできない
自己PRが書けない人の中には「自身の性格的にアピールをすることができない人・苦手な人」もいます。
「自分は大したことない」「こんなこと書いていいのかな」「出しゃばっているように思われないかな」など、控えめな性格であるために、自己PRを書くことに対して躊躇してしまっているのです。
面接時のことを考えすぎてしまう
自己PRが書けない人には、面接時のことを考えすぎてしまう人もいます。
「このことをアピールして面接で突っ込まれたらどうしよう」「この自己PRだと面接官は興味を持たないかな」など、まだ起こりもしていない面接のことを気にしすぎてしまい、自己PRが書けないのです。
面接官は、自己PRの内容よりも話し方や雰囲気などをチェックしている人ケースも少なくありません。面接のことは、あまり考えすぎないのがポイントです。
アピールできるような経験がない
「アピールできることがない」と考えてしまい自己PRが書けない人もいます。
例えば、学校を卒業した後に職につかずにずっとニートをしている人、非正規の仕事を転々としている人などは、自身の経歴からアピールできることがない、と考えてしまうのではないでしょうか。
自己PRが書けないからといって詐称はダメ
自己PRが書けないからといって、嘘の内容を書くことは絶対にしてはいけません。
ここでは、自己PRの詐称を行なってはいけない理由について解説します。
解雇の恐れがある
会社に詐称がバレると、最悪の場合解雇されるかもしれません。
「たかだか自己PRで」と思う人もいるかもしれません。しかし嘘をついたという事実を問題視される可能性は十分にあります。
また解雇をされることはなくても、詐称したことが発覚すると、周囲の人からの信用が下がってしまいます。
仕事をする上では、信用は欠かせないものです。信用がない状態だと、場合によっては社内ニートにもなりかねなません。
嘘がバレないかビクビクしながら働くことになる
嘘の自己PRを書いたことが周囲にバレていないとしても「いつかバレてしまうのではないか」とビクビクしながら仕事をすることになります。
また同僚との会話の中で「辻褄が合わず嘘をついていたことがバレてしまう」といった可能性もゼロではありません。
そのため、会社の中でのあらゆる言動に注意する必要があるので、常に精神をすり減らしながらの社会人生活となってしまうでしょう。
ニートでも自己PRはできる
ニートの中には「ニートの自分にアピールできる経歴はない」と考える人もいるでしょう。
しかしニートだからといって自己PRができない訳ではありません。例えば、幼い頃から学生時代までスポーツに取り組んできた人は、そのことを書くことができます。
そういった経験がなくても、長年行っている趣味があれば、継続性をアピールすることができるでしょう。
趣味がないという場合でも自身の短所を長所としてアピールすることも可能です。例えば、心配性という短所を慎重に物事を考えるという長所に反転することもできます。
自己PRを書く時の3つのポイント
ここでは、ニートが自己PRを書くときに押さえておきたいポイントについて解説します。
自己PRを書くには、事前にしっかりと準備をすることが重要です。具体的なポイントについて確認していきましょう。
自己分析を徹底的に行う
自分のことを分かっていなければ、自己PRを行うことはできません。
そのため、まずは自己分析を行う必要があります。これまでの人生を振り返り、自分が何をやってきたのか、何が得意で、何が好きなのか、嬉しいのかなどをチェックしてみて下さい。
振り返りをしている内に、「自分の人生における特徴や好きなものや得意なもの、嬉しいことなどの共通点」が見えてくるはずです。
その共通点が自分の強みに関連したものであると考えられるので、そこを軸に自己PRを考えてみて下さい。
自己分析を言語化する裏ワザ
自己分析を行いましょうと言っても、自分の思ったことを言語化するのは簡単なことではありません。
そこで自己分析ツールを活用しましょう。リクナビNEXTの「グッドポイント診断」を活用することで、自分の5つの強みを300文字程度でそれぞれ診断してくれます。
グッドポイント診断は約8000通りの中から診断される為、他の人と被ることはありません。そのため、自己PRにある程度コピペしてもOK。
簡単無料でできるので、是非活用してみましょう。
企業分析を徹底的に行う
自己PRは「どの企業に対しても同じ内容を書けばいい」というものではありません。
企業によって求める人物像には違いがあるため、どういった人を求めているのか、調べたうえでそれを意識したアピール内容を書いた方が有効だと言えます。
この企業分析は、就職活動における必須作業とも言えるものです。事業内容や企業理念、職種や業務内容、社風などホームページなどをチェックして情報を集めましょう。
また応募先の企業だけでなく競合他社についても調べると、応募先との違いや応募先の特徴なども見えてくるはずです。[
自己PRは結論から書くと分かりやすい
自己PRを書く時は、最初に結論を書くと読み手にとって分かりやすい文章になります。
結論から入り、その理由や具体例をあげ、最後にもう一度結論を書くという形だと、自己PRの流れもスムーズになります。
企業の担当者は沢山の応募書類に目を通しているため、結論がすぐに出てこないような文章だと、最も伝えたい部分が読み飛ばされてしまうかもしれません。
Webサイトで記事を読んでいて、知りたい情報が中々出てこないという経験をしたことのある人もいるのではないでしょうか。そういったサイトに出くわしたとき、多くの人はサイトから離脱してしまうはずです。
自己PRも同じだと言えます。担当者は、応募してくる人のアピールポイントを知りたいので結論ファーストを意識して書くようにして下さい。
他の人に読んで貰う
一度書いた自己PRは、他の人に読んで貰うようにしましょう。
自己分析・企業分析を徹底的に行い、時間をかけて書いた自己PRは書いた本人にとっては、完璧に思えるかもしれません。
しかし他の人が読んでみると意味がわからない部分があったり、冗長に感じられる表現があったりする可能性があります。
また自己PRは、自身の強みを踏まえて企業にどのように貢献できるのか、ということを伝えるべきものですが、これまでの経験の羅列に終始してしまっているケースも少なくありません。
そのため、他の人に読んでもらい、気になる点を指摘して貰うべきなのです。読んで貰うのは家族や親しい友人など自分のことを知っている人の方がいいでしょう。
自己PRを読んで貰うのは恥ずかしいかもしれませんが、改善することができるのでぜひ試してみて下さい。
自己PRが書けない時は就職エージェントを利用するのも方法
1人で自己PRを書くのが難しい場合は、就職エージェントの利用がおすすめです。
就職エージェントとは、職業紹介を行ってくれる民間のサービスのことで、専任の担当者がつき、面談を行なった上でその人に適した求人を案内してくれます。
また職業紹介以外にも、面接対策や書類添削も行ってくれるため、作成した自己PRをチェックして貰うこともできます。
ここでおすすめの就職エージェントを2つご紹介します。
書類選考なしで求人数も幅広い「就職Shop」
- フリーターやニートでも利用可能
- 紹介求人は約8500社とかなり多い
- 紹介求人の職種に偏りがなく、様々な職種を選択可能
1つ目におすすめなのが「就職Shop」です。
就職Shopは若手の転職に特化しており、なんと書類選考なしで求人を応募することができます。
また就職Shopは求人数が8500社もあり、且つ求人の職種に偏りがないので、就職する企業の選択肢を大幅に上げることが可能です。
関東圏と関西圏でしか利用できないことが最大の難点ですが、もし利用する場所に住んでいるのであれば、必ずに登録しておくことをおすすめします。
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また紹介求人は「職歴が不安な方でも利用可能」なので、スピーディに転職活動を進めることができます。
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参考:DYM就職を実際に利用して、その評判を確認してみた
まとめ
自己PRが書けないニートに関する記事は以上です。
最後になりましたが、本メディアでは仕事や就職に関する情報から、フリーランスに関連する情報まで、幅広く発信しています。
ニートにおすすめの就職エージェントに関しては下記の記事に纏めておりますので、こちらも参照下さい。
こちらでは、職歴なしの就職でおすすめの就職エージェント6社をご紹介しています。