現役フリーランスエンジニアがメリットとデメリットについて解説

フリーランスの生き方

2020年現在、「フリーランス」はかなり身近な働き方の一つとして認知されてきています。
書店に行けばビジネス関連のコーナーにはフリーランス関連の書籍が数多くあり、その触れ込みのほとんどはフリーランスになれば、正社員に比べて高収入になる!場所や時間にとらわれない自由な働き方ができる!と言うもの。

実はきちんとした戦略がなければフリーランスとしての収入は0になりかねないんです!!!

そこで今回は、フリーランスエンジニアのデメリットをメリットも交え紹介。
そして、フリーランスとして問題点から失敗しやすい特徴と失敗しないためにはどのようにすればよいのか。についてもご紹介いたします。

スポンサードサーチ

フリーランスのデメリット

フリーランスの現実

特にフリーランスエンジニアになろうと考えている方は、新聞やニュースなどで世界的にシステムエンジニアなど、IT技術者の人手不足が慢性化していると報じられている内容に飛びついてやれるかもしれない。とフリーランスの道に進む方も多くなってきています。
確かにどのプロジェクトでもエンジニアの人手が足りていない状態が続いているのが現状です。
ですが、その言葉に甘んじてなんの準備もせず自分の市場価値を把握しない状態で簡単にフリーランスエンジニアとして活動してしまうと仕事が無くなる事になってしまいます。逆に言えば、きちんとした対策・準備・行動ができていればフリーランスエンジニアとしての年収はどんどん上がっていきます。

確定申告が必要

また、日本の税金の事業主における納税は、「申告納税」が原則であり、毎年確定申告で納税額を算出して納めることが基本です。
会社員は会社が確定申告を代行してくれていますが、フリーランスは個人事業主であるため、自分で納付しなければなりません。
したがって、税金の知識が曖昧で確定申告時に計算を誤ると後から「追徴課税」という形で納付漏れの金額と遅延損害金を併せた金額を再び納なければいけない事態も起きてしまいます。
そのような損をする事態を防ぐためにもフリーランスエンジニアでも毎年の確定申告は不可欠です。

フリーランスのメリット

年収が非常に高い

結論から言えば、フリーランスの年収と正社員の年収を比べた場合、職種にもよりますが、一般的にフリーランスの方が年収は約2倍に増えると言ってよいでしょう。
具体的には、正社員時代の月収が20万円だった人の場合、フリーランスになった途端50万円に増えた。というケースがほとんどです。つまり、年収で換算した場合、単純にフリーランスで働けた場合、200~300万円から500万円前後へアップするといった感じです。
ただし、フリーランスとして活動している場合、正社員とは異なり、所得税や住民税などの税金を自分で収めなければなりません。厳密には、正社員時代にも税金は収めているのですが、会社が総支給額から差し引く形で収めています。なので、単に給料が増える。という認識の他に税金という出費も計算した上で考えましょう。
税率は所得金額によって異なっていますが、一般的に年収の約10パーセントの所得税を収めなければなりません。
また、住民税の税率は自治体によって異なるので一概には言えませんが、こちらも所得税と同様に約10パーセント程度であることが多くなっています。
つまり、先程の例を税金の計算で考慮した場合でも、正社員との給与の差はだいたい100~200万円前後増えるということになります。

フリーランスエンジニアの単価の相場は??

単価の相場は、使用言語によって異なるのが現状です。
例えば、Ruby on RailsやAIなどの機械学習で注目されているPythonといった市場価値が高い言語の案件の単価の相場は、経験のある人材でなくても50万円。経験のある優秀な人材では100万円以上とかなり高額になります。逆に比較的技術的なハードルが低いHTMLやCSS、JavaScriptなどは30~40万円程度と低単価な案件が多くなる傾向にあります。そのため、これからフリーランスになろうとい考えている方には、ぜひとも市場価値の高いプログラミング言語を扱えるより市場価値の高いエンジニアを目指すほうが良いと言えるでしょう。

フリーランスエンジニアの手取りは??

手取り額については、先に紹介した引かれる税金以外に働き方よって変わることになります。
その働き方とは、「エージェント・クラウドソーシングを活用する請負契約としての働き方」と「発注元と直接契約行う働き方」の2つです。
前者のエージェントとは対面で案件を紹介するサービスを提供する仲介企業を指し、クラウドソーシングとは、Web上で案件を提供する顧客とマッチングさせるサービスを展開する仲介会企業を指します。この2つの仲介会社に共通して言えることは案件の単価から、仲介手数料として差し引かれる点です。この仲介手数料は、フリーランスエンジニアをレインに挙げると常駐案件の場合でだいたい5~10万円程度と言われています。
そんなに引かれてしまうのかと思いますが、紹介される際には、手数料分かる形デはなく、差し引かれた金額で案件が紹介されるため手取り額は「単価 -税」と思っていいでしょう。
後者の「発注元と直接契約を結ぶ働き方」は、エージェント等を利用する場合に発生する手数料がないため、同じ案件でもより多くの手取り額が実現できますが、こちらの働き方は、通常クライアントから仕事の成果などで継続される場合などに当たる事が多く、技術的にも人間的にも成熟した信頼でき実績のあるフリーランスしかできない働き方のため、主に前者が一般的なフリーランスとしての働き方となります。

フリーランスの問題点と失敗しやすい特徴とは??

昨今フリーランスという働き方が注目されている要因として挙げられているのは、「自由に働くことができる」という大義名分を書籍やSNSなど様々な媒体やフリーランスの人たちで銘打っている点です。
これがどうして問題点なのかというと、結論から言えば、適切な対策をもってフリーランスを続けていかなければ自由に働けるフリーランスにはなれない。という現実を知らないままフリーランスになってしまう方が多くなってしまうため、失敗しやすい特徴を持ったフリーランスが非常に多くなってしまうことが懸念されます。
最悪、フリーランスという職業になったはいいが、仕事が取れないという現実に直面する場合もあるのです。

では、そんな現状に陥ってしまう危険性がある失敗しやすいフリーランスの特徴を例に挙げ、説明していきたいと思います。
それら要因を排除して行けるように行動や仕事の積み重ねていけば必然的に仕事の受注を増やすことや、年収や単価を上げられるフリーランスやフリーランスエンジニアになれるといえます。

失敗しやすいフリーランスの特徴として、主に2つの要因が考えられます。

①スキル・経験のアウトプットできていないこと
②コミュニケーション力(ヒューマンスキル)が低いこと
①のスキルや経験のアウトプットとは何かというと、「今までどのようなことをやってきて何ができるのか」を明確に伝えることができる能力のことを言います。
具体的には、案件を探し応募する際、過去に携わってきた案件や経験をアピールするだけに留まるということです。
これがなぜ失敗に起因するかというと、受注する際、その業務内容に対し具体的に貢献できる人材かどうかを明確に伝えられる力がないと発注する際に契約して良い人材かどうかの判断ができないため例えばフリーランスエンジニアでは、希望する案件や人材不足が慢性化していても競争率が高い優良案件が獲得しづらいケースがよくあるからです。
また、②のコミュニケーション力(ヒューマンスキル)とは、働く中で業務内の提案や改善ができる能力のことを指します。
発注先の立場になって考えてみると提案・改善などができる人材とでそうでない人材では、どちらがよりコストを代償に契約し続けたいでしょうか。
殆どのクライアントが前者と答えるでしょう。
後者の人材では、与えられた業務意外はこなせない人材としての評価にとどまることになり、単発の案件ばかりをこなし続けるフリーランス人生になります。
短期的には収入を確保できてはいるので問題ないようには見えますが、顧客から信頼を得られていない人材としての評価や経歴を見ただけで判断できてしまいますので注意が必要です。

失敗しないために身につけておきたいスキルは??

では、失敗しないフリーランスエンジニアになるために身に付けておくべきスキルを具体的にご紹介致します。
それは、、、
「自分のスキルをアウトプットする場を設けること」(発信力や営業力を鍛えること)です。
順に説明していきましょう。
「自分のスキルをアウトプットする場を設けること」とは、その名の通り、どのようなことができる人材なのかを媒体にアウトプットすることです。
媒体とは、自分のブログやSNSで、ポートフォリオなど自分のスキルや経験、パーソナリティを知ってもらうための手段を積極的に活用してみるのもよいのではないでしょうか。
例えば自分のブログやSNSでポートフォリオやエンジニアとしてのパーソナリティな部分をアウトプットすることで24時間365日自己アピールができることを考えてみてください。
例えばWebページなどでは、訪問してもらうだけで、その人がどんな人なのか知ることができ、信頼に繋がることも期待できるでしょう。
また、機会を逃さないように連絡先なども併せて公開しておけば気になったクライアントから連絡が来る可能性もあるため、活用しない手はないでしょう。
また、単価においても優位に交渉が行えるため、高付加価値をもたらす人材として活動し続けることが可能になるでしょう。

まとめ

今回は、フリーランスのメリット・デメリットの紹介でした。

以下に本記事のポイントをまとめてみましょう。
・フリーランスの年収は、会社員時代とは2倍以上増える
・フリーランスエンジニアに限っては、単価が使用言語にもよるが、50万円以上が相場
・手取りは、エージェント等を利用する場合と直契約で差があるが「単価-税」で考える
・失敗しやすいフリーランスの問題点は、自由に働く事ができるなど、良い面ばかりを捉えて失敗する人材が多くなる懸念があること
・フリーランスとして失敗しやすい方の特徴は、「スキル、経験のアウトプットができていないこと」と「コミュニケーション力(ヒューマンスキル)が低いこと」の2つ
・成功するためには、「営業力(発信力)を鍛える」こと